ICRCのドミニク・シュティルハルト事業局長は14日、訪問しているイエメンの首都サヌアで記者会見を開き、現地で流行しているコレラについて説明しました。
それによりますと、ICRCが地元の保健当局から得た情報では、今月13日までの2週間余りで、コレラの疑い例が8500件以上に上り、これまでに115人が死亡したということです。
シュティルハルト事業局長は「訪れた病院では4人の患者が1つのシングルベッドに寝ていたり、庭や車の中にいる人もいて、極めて深刻な状況だった」としたうえで、今後、予算を倍以上に増やして対策を強化する方針を示しました。
コレラはコレラ菌に汚染された水や食べ物を摂取することで広がる感染症で、WHO=世界保健機関は、イエメンでは内戦の影響で水道や下水処理などの施設が機能していないことが、感染の拡大に拍車をかけていると指摘しています。
15 5月 2017 - 17:46
News ID: 829980
ICRC=赤十字国際委員会は、内戦が続く中東のイエメンでコレラが流行し、これまでに115人が死亡したとして、今後対策を強化する方針を示しました。