18 8月 2025 - 13:37
Source: ABNA
9月、バグダッドからアルビルへの米軍の完全撤退プロセスが開始される

イラク政府筋は、米軍がアイン・アル・アサド基地から撤退し、9月にアルビルへ移動すると発表しました。

国際アーリ・バイト通信社(アブナ)の報道によると、イラク政府筋は、米軍が来たる9月(2025年)からバグダッドからの完全撤退プロセスを開始し、イラクのクルディスタン地域の首都であるアルビルへ移動すると発表しました。

アル・スマリヤ・ニュースがこの情報源を引用して報じたところによると、国際連合軍はアイン・アル・アサド基地、バグダッド空港、および共同作戦司令部から撤退し、アルビルへ移転するとのことです。

情報源は、軍の撤退プロセスは9月に行われ、バグダッドとワシントンの間の合意の枠組み内で実行されると説明しました。

また、米軍の軍事教官はイラクに留まり、その駐留は連合軍の撤退とは関係がないと付け加えました。

アル・スマリヤ・ニュースは、以前にもイラク西部のアイン・アル・アサド基地からの米軍装備品の移動開始に関する報告が公開されていたことを思い出させました。この行動は、国際連合軍の任務を終了させるというバグダッドとワシントンの合意に沿ったものです。この合意によると、米軍は2026年9月まで、アルビルとイラク北部のみに駐留することになります。

なお、2024年1月から、イラクと米国主導の国際連合軍との間で共同軍事上級委員会が設立され、ISISとの戦いにおける連合軍の任務を再検討しています。

当時公表されたイラク首相府の報道声明では、「ISISに対する国際連合軍の軍事任務の終了は、開始から10年が経過し、イラクの治安部隊および軍事部隊の協力と参加を得て大きな成果を達成した後、軍事専門家に委ねられるだろう」と強調されていました。

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