20 6月 2016 - 08:37
イラク軍がファルージャ奪還、大量の市民が避難

5月のファルージャ奪回作戦開始以来、約8万2000人の市民がファルージャからアミリヤトに政府が設置した臨時キャンプに避難。さらに現在も避難のために移動中。

イラクのアバディ首相は6月17日、過激派組織「ダーイシュ」(IS)から同国中部の拠点ファルージャを「奪還した」と宣言したが、同地の完全制圧を目指すイラク軍の掃討作戦は続いており、ファルージャを脱出する避難民は後を絶たない。
 国連によると、5月のファルージャ奪回作戦開始以来、約8万2000人の市民がファルージャからアミリヤトに政府が設置した臨時キャンプに避難しており、現在も2万5000人以上がISの狙撃兵と地雷原を避けて移動中という。
 今年後半に計画されているISがイラクの首都と定めるモスル奪還作戦が開始されれば、同市を脱出する難民の数はファルージャの比ではない。
 さらに、難民に紛れてIS戦闘員が脱出する可能性や、敵対するシーア派民兵に対する報復の恐れもあり、イラク軍は神経を尖らせている。

(イラク、アミリヤト、6月19日、取材・動画:ロイター、日本語翻訳:アフロ)