3 9月 2025 - 23:28
Source: Parstoday
ニュース | イラン大統領:「我が国と中国の関係に反対する人々の強硬な態度に抵抗すべき」、トランプ氏:「シカゴは世界の殺人の都」

イランのペゼシュキヤーン大統領が、中国共産党常務委員との会談で、「イランと中国の友好関係を望まない国々の脅迫に対抗すべきだ」と語りました。

ペゼシュキヤーン大統領は中国訪問中の2日火曜夜、中国共産党常務委員と会談した際、多国間協力の重要性に言及し、「SCO上海協力機構は一極主義に対抗する効果的な手段である」と述べ、「人類は正義、公平、そして法の尊重を渇望している」と語っています。

 ペゼシュキヤーン大統領はまた、「世界文明はイランや中国といった国々の古代の歴史と文化に負うところが大きく、こうした文明に鑑みてこそ、各国は誇りある生活を送ることができる」とした上で「イランと中国の友好関係を望まない国々の強硬な姿勢に対し、我々は立ち向かう必要がある」と強調しました。
 

70カ国250以上のメディアがガザでのジャーナリスト殺害に抗議

報道の自由を訴える団体・RSF「国境なき記者団」は2日火曜、「70カ国以上にまたがる250以上のメディアが、シオニスト政権イスラエル占領軍によるガザ地区の被抑圧民への攻撃中に200人以上のジャーナリストが殺害された事件を取り上げ、トップ記事において抗議行動に出た」と発表しました。RSFのデータによれば、2023年10月7日のイスラエルによるガザ攻撃開始以来、約220人のジャーナリストが殺害され殉教しています。
 

イエメン首都サヌアでイスラエルとアメリカのスパイが逮捕

イエメンのイスラム抵抗運動アンサーロッラー政治局の有力メンバー、ムハンマド・アル・バヒーティ氏は2日、フランス24チャンネルTVとのインタビューで、「イエメン軍は治安維持作戦において、アメリカとイスラエル政権のためにスパイ活動を行っていた複数のスパイを逮捕した」と述べました。また「アメリカとその同盟国(シオニスト政権を含む)は、イエメンで国連職員をスパイとして採用しようとしている」と付け加えました。
 

ロシア外相:「インドはロシア産原油購入停止という米国の要求を呑まず」

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、インドネシア紙コンパスに掲載された2日火曜付の記事の中で、「インドはロシアからの原油購入停止という米国の要求に屈しておらず、ロシアはこの立場を評価している」と語りました。
 

中国が最新の核兵器、無人機、大陸間弾道ミサイル装備を公開

中国国営テレビは、同国の軍事パレードの模様を生中継し、同イベントで、新型の100式戦車と装甲戦闘車両が披露されたと報じました。また、地球全域をも射程に収める液体燃料大陸間弾道核ミサイル「東風5C」も初めて公開されています。習近平・中国国家主席はこのイベントで、「世界各国は互いに支え合うことで共通の安全保障を確保し、歴史的な悲劇の再発を防止できる」と強調しました。
 

ジャウラニ現シリア支配勢力がキリスト教徒を襲撃

イラクのアル・マアルマ通信は情報筋の話として「シリアの現支配勢力・ジャウラニ政権とその傘下の組織が、シリアでの自らの犯罪に関する報道阻止を狙い様々な手段に訴えた」と報じました。さらに「これらの犯罪はここ数週間、シリア南部スウェイダ市で特に物議を醸している。ジャウラニ政権側勢力による同市への攻撃と数千世帯のキリスト教徒家庭の追放の中、少なくとも6つの教会が焼き払われた」と伝えています。
 

中国:「外交課題はイランとの関係」

中国外務省の毛寧報道官は2日火曜、「X」において「習近平国家主席は首都北京でペゼシュキヤーン・イラン大統領と会談した。中・イラン関係は世界情勢の試練に揉まれながらも安定して健全な発展を続けてきた」と投稿しています。さらに「中国は常にイランとの関係を西アジアにおける外交課題に位置付けており、イランとの友好関係の発展、相互信頼の深化、そして様々な分野での協力強化に向け協力していく用意がある」と書き込みました。
 

トランプ氏:「シカゴは世界の殺人の都」

ドナルド・トランプ米大統領は2日、自身のSNSアカウント「Truth Social」に「イリノイ州シカゴは世界の殺人の都だ」と投稿しました。また、別のメッセージでは「去る週末にシカゴで少なくとも54人が銃撃され、8人が死亡した。シカゴは間違いなく世界で最も醜悪かつ最も危険な都市だ」としています。
 

イエメン武装軍報道官:「イスラエル総司令部を標的に狙う」

イエメンのアル・マシーラTVによりますと、同国武装軍のヤフヤー・サリーウ報道官は、イスラエル政権に対する4つの作戦の実行を明らかにしました。これには、イスラエル占領地テルアビブにあるイスラエル総司令部、ハデラ発電所、ロッド(ベングリオン)空港、アシュドッド港に対する無人機「サマド4」による攻撃が含まれということです。サリーウ報道官はさらに「無人機攻撃は成功し、見事に標的を撃破した」と述べ、「ガザの同胞らへの攻撃が止み、ガザ封鎖が解除されるまで、ガザの同胞らに対する支援作戦は続行される」と強調しています。

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