イスラエル軍作戦総局の責任者を務めたツィブ氏は「ハマスの政治局長だった故ヤフヤー・シンワル氏の予言が現実のものとなりつつある」と述べています。
ファールス通信によりますと、イスラエル・ツィブ氏は「かつてイスラエルにとって正当とみなされていた戦争は今や、その正当性が疑問視されており、国際世論におけるイスラエル現政権のイメージは崩壊しつつある」と語りました。
また「イスラエルにとっての友好国からの支持は減少しており、『シンワル氏は今月、国連の演壇に立ち、独立国家パレスチナの樹立を世界に発表できた。シンワル氏は墓の奥底から、イスラエルに対する大勝利のために立っている」としています。
ツィブ氏はつい2日前、「ネタニヤフ・イスラエル首相は麻痺状態にあり、トランプ米大統領の承認なしには、指1本ほどの大きさの行動さえも取らないだろう」と強調するとともに「ネタニヤフ内閣は、戦争の目的に反するガザでの殺傷行動へとイスラエルを導いている」とコメントしていました。
このイスラエル軍元関係者は最後に、「ネタニヤフ首相は米国大統領のご機嫌取りのためだけにこの行動を取った」とし、「ガザ占領は全く不必要であり、我々の兵士に多大な犠牲を強いるだけだだろう」と結びました。
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