ペゼシュキヤーン大統領は「我々は、国連を筆頭とする国際機関が地域におけるイスラエルの犯罪と戦火を煽る行動に対して、より実際的かつ本格的な措置を取るよう期待する」と語っています。
【ParsTodayイラン国際】イルナー通信によりますと、ペゼシュキヤーン大統領は1日月曜夜、アントニオ・グテーレス国連事務総長と会談し、イランとして常に平和と平穏を追求してきたこと、そしてイランに戦争を仕掛けてきたのはあくまでもイスラエル政権側であることを強調しました。ペゼシュキヤーン大統領は、ガザ地区のパレスチナ人に対するイスラエルの犯罪とイランへの攻撃に対するグテーレス事務総長の立場を高く評価すると同時に、同事務総長に対し、パレスチナ人や地域諸国に対するシオニスト政権の犯罪をより明確に非難するよう求めています。
ベルギー、パレスチナを承認
ベルギーのマクシム・プレヴォ外相は「X」上で、「ベルギーが今月の国連総会でパレスチナを承認するとともに、イスラエル政府に対しては厳しい制裁が課される」と投稿しました。また、この決定が「パレスチナ、特にガザ地区における人道的大惨事」、「イスラエルの暴力と国際法不遵守」、そして「一切のジェノサイドのリスクの防止」、そしてイスラエル政府への圧力強化というベルギーの責任を踏まえて行われた、と述べています。
イスラエルによるけさのガザ攻撃で、さらに20人のパレスチナ人が殉教
ガザ地区の医療関係者によりますと、2日火曜朝から同地区に対するイスラエル軍の空爆で少なくとも20人が殉教しました。これらの犠牲者の中には、人道支援物資を受け取ろうとしていた市民5人が含まれているということです。
イエメン・イスラム抵抗組織:「イスラエルは我々の大きな不意打ちを覚悟すべき」
イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーの幹部ザイフッラー・アル=シャミ氏は1日月曜夜、同組織としてシオニスト政権に対し、完全に予想外の不意打ちを準備していると発表しました。また、同組織の並外れた軍事力を強調するとともに「我々は、友も敵も予想していない電撃的措置を用意している」と語っています。
ロシア外相:「西側諸国はドルを利用してライバルを抑圧」
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は「西側諸国はドルを利用してライバルを抑圧し、国際舞台における自らの優位性を維持している」と述べました。また「西側諸国はあらゆる手段を講じて多極化世界の出現を阻止し、自らの優位性維持を狙っており、正当な交渉や公正な競争ではなく、脅迫、圧力、制裁に訴えている」とコメントしています。
イラン、中国、ロシアが共同書簡:「国連安保理は欧州トロイカの書簡を無効と宣言すべき」
イラン、中国及びロシアの外相らは、国連事務総長と安全保障理事会議長宛ての共同書簡において、いわゆる欧州トロイカ(英独仏)による、無効化している対イラン安保理決議の復活を狙った行動を拒否しました。また「英独仏が安保理に提出した宣言は、JCPOA包括的共同行動計画(通称;対イラン核合意)および安保理決議2231に定められた手続きに違反しており、必要な法的根拠に欠けるため無効、効力なしとみなされるべきである」と表明しています。
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