ロシア・スプートニクがモスクワから伝えたところによりますと、原爆の犠牲者の骨を調査しているブラジル人の物理学者は、新たな研究の中で、ある犠牲者が致死量のおよそ2倍の放射線を受けていたことを明らかにしました。
この犠牲者の骨は、爆心地から1キロ離れた場所で被爆した人のもので、放射線の検出にはパラマグネティックによる方法が使われました。
これに加えて、ブラジルの物理学者は、最新のデジタル技術を使用しました。
この研究は、学者が広島の原爆による影響についてさまざまな見解を持ち、正確な被ばく線量がわかっていなかった時期に行われました。
学者はまた、この問題の歴史的な影響に加えて、存命中の被爆者にも関係していると発表しました。
この研究の調整役をつとめるブラジル・サンパウロ大学の教授は、「この様な技術は、被曝した人の治療やその医薬品への支援となる」と語りました。
アメリカのオバマ大統領は、2016年5月に広島を訪問しましたが、謝罪は行いませんでした。
広島と長崎の原爆投下により、22万6000人が死亡し、広島の犠牲者およそ14万6千人のうち、半数は放射線の被曝により死亡したとされています。