WHO=世界保健機関などによりますとイエメンでは衛生状態が悪化していて、ことし4月からコレラの流行が拡大し、感染の疑いのある人の数は、7月19日現在で、36万2000人余りに上っています。
これについて、感染症の拡大を解析している北海道大学の西浦博教授のグループは発症者の集計にかかる時間なども考慮した最新の解析モデルを作って、感染が疑われる人や死亡者数のデータを週ごとに分析した結果、ピークは過ぎたものの、流行は12月まで続く可能性があることがわかりました。
このため、感染が疑われる人の数は現在よりも2倍以上の、最大で91万人にまで増加するおそれがあるということです。
グループでは、コレラの流行としては世界的に見ても最悪の規模だとしていて、医師の派遣など、国際的な支援を継続する必要があるとしています。
西浦博教授は「こうした分析を使って、今、流行の状況がどの段階にあるのかを確認し、適切な対策を行っていくことが重要だ。医療スタッフの派遣や、清潔な飲料水の提供などの国際的な支援を続けることが大切だ」と話しています。
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