どこでも手軽に食べられる和食をすべての人に
ハラルフードサービスは、「いつどこでも食べられる日本の和食を」をモットーとし、電子レンジや湯せんで手軽に食べられる「ハラルの冷凍和食惣菜」を販売する会社です。「なでしこキッチン」と名付けられた冷凍食品セットは、自然の恵み豊かな徳島県産の素材をふんだんに使用し、冷凍野菜を使わずカロリー控えめで健康的な和食をムスリムはじめ、すべての人に提供することを目的としています。代表取締役の馬場さん自ら店頭に立ち、販売を行っていましたのでお話しを伺いました。
ハラルの冷凍食品はなぜすべて和食にこだわったのでしょうか?
観光で訪日されたムスリムの方たちの「日本でしてみたいこと」のひとつに、「和食を食べる」ということがあります。誰でもそうですが、旅先での食事は大きな楽しみのひとつです。なので、「ハラルの和食をどこで食べたら良いか分からない」ときにもこういった冷凍の和食セットがあれば滞在先のホテルで、電子レンジであたためて食べることができます。
フレッシュな国産野菜を使用した和食なら日本人も喜んで食べていただけますし、冷凍なら保存しておけるので一食だけハラルの食事が必要になった場合などにも便利です。日頃の食事から会社の会議やホテルの食事まで、さまざまなシーンでお手軽にご活用いただけます。
手軽に食べられる冷凍和食惣菜は、見ただけでもこれは「牛肉」でこれは「芋」であるといったように、素材が判断しやすい和食を中心に商品化しています。お惣菜の単品は6種類、セット惣菜はから揚げとさばのみそ煮、チキンハンバーグ、牛丼の具がメインになった3種類をご用意しています。
こちらはハラルチキンのハンバーグのセットです。さつまいもは徳島県産の鳴門金時を使用し、すだちを加えてさっぱりと煮ています。そのほかは、なすの揚げびたし、蓮根のきんぴら、小松菜のおかか和えが入っています。
冷凍の和食惣菜に対してムスリムの反応はどうですか?
日本はハラルの肉を扱った商品が少ないので、肉が入った商品が人気です。営業企画部に在籍しているムスリムのアイデアで牛丼の具を商品化したところ、イベントでも売れ行きが好調です。
今後の展望を教えてください
今は牛丼にオーストラリア産のハラル牛肉を使っていますので、今後は和牛やブランド肉なども視野に入れすべて国産のハラル対応できればと考えています。季節によってメニューが異なりますので、ご注文の際には販売サイトでご確認ください。お買い物中のムスリムの女性たちの買い物かごを見させてもらいましたが、ほとんどの方が牛丼の具やチキンハンバーグをまとめ買いしていました。やはり、肉入りの商品を求めてフェアに訪れている方が多いという印象です。
日本に住んでいて、食生活でどのようなことが大変かをきいたところ「お弁当づくり」という声がありました。幼稚園や学校などで提供される給食はハラルに対応していないので、「ご飯と牛乳しか」食べられないということがあるそうです。給食の献立を見て、一つひとつ何が含まれているのかを毎日調べるのも大変ですし、お弁当づくりに調味料までハラルを考えると味もメニューも単調になりがちです。そういうときにも、ハラルの冷凍和食惣菜があれば間違いなく活躍すると感じました。