12 9月 2026 - 18:30
Source: ABNA
アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の学問的・実務的な言動における知られざる側面 ― 第五部:現代諸学問への精通

イスラム革命最高指導者は、法学および宗教学院の諸学問への精通に加え、現代の様々な学問にも精通しており、この学問的精通は何よりも大学関係者との数々の会合の中で明らかになっている。

Abna通信社の報道によると、本稿の前号では、アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師のシーラ(言行)および立ち居振る舞いにおける「困窮者への奉仕」「治安・軍事問題への精通」「抵抗の枢軸の戦略的マネジメント」というテーマが取り上げられた。本稿では、同師の現代諸学問への精通について述べる。

この精通の一例として、スタートアップ、知識基盤型企業および技術系企業、保健医療制度と人口問題、技術とIoT(モノのインターネット)を基軸とした生産都市を中心とする住宅・都市計画関連の課題、暗号資産などデジタル経済を中心とする経済問題、西洋研究(ガルブシェナーシー)、その他の分野に関する精通を挙げることができる。その中でも、「文明構築」および文明的フィクフ(法学)の視点から整理されたこれら新しい知識への同師独自の視座は、その学問的立ち居振る舞いにおいて注目すべき点の一つである。

これらの学問における知識の水準は、側近の一部が次のように述べるほどである。「同師はこれらのテーマについて正確な情報をお持ちであり、その知識は学問の最前線にまで達している」。同師のこれらの学問への関心は、国内の一部専門家が同師の指導の時代を「新たなシェイク・バハーイーの出現の始まり」と評し、次のように述べるほどである。「同師が国内での技術に関する議論を通じて、新たな組織化によってこの時代を築いてくださることが期待されている」。

同師の側近の一部はまた、同師の多岐にわたる分野への精通に触れつつ、農業に関する知識および同分野における国の能力についての同師の精通を「驚異的」と評し、小麦の各種品種とそれぞれの収穫量、国内各地域における流域管理の多様性、水に関連する諸問題など、あらゆる細部にまで及ぶとしている。同様に、石油・ガスおよび石油化学産業に関する知識も、同師が非常に高い精通を有する分野の一つである。

この分野における同師のもう一つの特徴は、国内で公式の役職を一切有していなかったにもかかわらず、革新的・技術的な分野におけるエリート集団と、各分野で活動する上級管理者との間の連携を築き、それによって彼らのアイデアや計画が一日も早く実現可能となり、イスラム体制内の課題解決につながるようにしたことである。エリート活動に携わる協力者の一人は、この特徴について次のように述べている。「例えば、食料生産を行うコウサル経済財団のある責任者と、種子の発芽速度の最適化・向上に関する研究を行ったある大学教授とを結び付けておられた」。

また同師は、約15年間にわたるフィクフ(法学)およびウスール(法源学)のダルセ・ハーレジ(高等課程)を通じて、法学的推論の手法に精通するとともに、学問的かつ文明的な視座をもって現代の諸学問における問題解決能力を備えた一群の門下生を育成した。その結果、同師の指導下にある宗教学院では、経済フィクフなど多様なテーマに関する専門グループが設立され、同師の門下生たちは経済フィクフや治安フィクフといった現代の諸学問の分野で、専門論文の提出を義務付けられている。

同師のあらゆる学問における中心軸は「文明的視座」である。専門家会議(マジュレセ・ホブレガーン)に属する法学者の一部は、この特徴について次のように述べている。「私は、文明的側面において、同師を他の学者や法学者とは大きく一線を画す存在だと考えている」。また一部の大学教授は、住宅問題に関する同師の文明的視座について次のように語っている。「住宅の問題において、同師は文明的・文化的な望ましさをも含む、明確な指標と方向性を持っておられた。そのため、私たちが何かを発言したり、あるモデルを提示したりする際、それがどこで一致し、どこで逸脱するのかに常に注意を払っておられた」。

本稿の次号では、アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の学問的・実務的な立ち居振る舞いのさらなる側面について取り上げる。

出典:

専門家会議(マジュレセ・ホブレガーン)委員、ホッジャトルエスラーム・モハンマド・ハージー・アボルガーセム・ドラービーへのインタビュー

アーヤトッラー・セイエド・モジュタバー・ホセイニー・ハーメネイー師の夫人の兄弟であるファリードッディーン・ハッダード・アーデルへのインタビュー

イスラム的生きた都市戦略研究シンクタンク設立評議会委員、セイエド・アミール・ホセイン・カマーリー技師へのインタビュー

セイエド・アリー・アスガル・ホセイニー/ABNA通信社

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