アフルル・バイト通信(ABNA)の報道によると、コロンビア大統領のグスタボ・ペトロは、国内に残るシオニスト政権の外交団全員を追放するよう命令したと発表しました。
アルジャジーラによると、このコロンビア大統領の決定は、イスラエル軍がガザ地区への人道支援物資を運ぶアル・スムード船団を拿捕したという国際犯罪を犯した後になされました。
2022年から政権を握っているペトロ氏は、イスラエルが国際水域を航行中のアル・スムード船団の活動家の中にいたコロンビア人女性2名を拘束したことを強調しました。
ペトロ氏は声明で、コロンビア国民の即時かつ遅滞ない解放を求めるとともに、海外におけるコロンビア国民の身体の安全、自由、または人権を損なういかなる行為も拒否する姿勢を強調し、同時にイスラエルとの自由貿易協定も破棄すると発表しました。
フランス通信社はコロンビアの情報筋の話として、この決定以前は、コロンビアが昨年(2024年)にテルアビブとの外交関係を断絶した後も、ボゴタにはわずか4人のイスラエル人外交官が残っているだけだったと報じました。
コロンビアは2024年にガザ地区での戦争を理由にイスラエルとの外交関係を断絶していました。しかし、テルアビブはこの南米の国に、40人の職員からなる領事館代表部を維持しており、そのうち4人がイスラエル人で外交官の地位を持っていました。
特筆すべきは、イスラエル海軍が前夜、ガザ地区に接近していたアル・スムード船団の複数の船を拿捕したことです。
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