29 5月 2016 - 06:56
イラク政府軍 IS支配のファルージャに進撃へ

イラクの政府軍は、過激派組織ISから中部の都市ファルージャを奪還するため続けている軍事作戦について、近く、ファルージャの市街地への進撃を始めることを明らかにしました。

イラクの政府軍は、過激派組織ISから中部の都市ファルージャを奪還するため続けている軍事作戦について、近く、ファルージャの市街地への進撃を始めることを明らかにしました。

イラクの首都バグダッドから西におよそ50キロの都市、ファルージャは、過激派組織ISが国家の樹立を一方的に宣言する前から2年以上にわたって支配下に置いています。
イラク政府軍は、今月23日からファルージャを奪還する大規模な軍事作戦を展開していて、27日には、ファルージャに隣接し、ISの戦闘員たちが防衛の拠点としていた戦略上の要衝の町、カルマの全域を制圧しました。
現 地の司令官は「大きな勝利だ。ISは士気をそがれ、絶望のふちにいるだろう」と述べ、ファルージャの奪還に自信を示しました。さらにイラク政府軍は28日 に出した声明で、特殊部隊などがファルージャ近郊に到着しており、近くファルージャの市街地への進撃を始めることを明らかにしました。ファルージャには数 百人規模のISの戦闘員が潜んでいるとみられ、住民を「人間の盾」にして抵抗することも予想されています。イラク政府軍にとっては、住民に犠牲が出ないよ う配慮しながらファルージャの奪還を実現できるかが大きな課題となります。