ファールス通信によりますと、イスラエルのメディアは、エア・ヨーロッパがあす8日のスペイン首都マドリード発テルアビブ行きの全便の欠航を発表したと報じました。また、ブリティッシュ・エアウェイズもイスラエル発着の全便を欠航としています。
今月4日日曜にベングリオン空港がイエメンによるミサイル攻撃を受けたため、多くの航空会社がイスラエル占領地への発着便を欠航としました。
スペインのエア・ヨーロッパ航空は4日夜、5日月曜のマドリード発テルアビブ行きの便を欠航としました。なお、イスラエルの報道各社は7日水曜、この決定が同日まで延長されたと報じています。
エア・ヨーロッパは、イベリア航空およびLCCブエリング航空に次ぐスペインで第3位の航空会社です。今回の措置がとられたのは、安全保障上の脅威の増大によりイスラエル領空が危機的な状況に陥っている中でのことです。加えて6日火曜には独ルフトハンザ航空、スイス航空、オーストリア航空、ベルギーのブリュッセル航空、独ユーロウイングス航空を含む独航空事業グループ・ルフトハンザグループは、イスラエル占領地への運航停止措置を今月11日まで延長すると発表しました。
加えて、ギリシャ最大の航空会社・エーゲ航空もイスラエル発着便があす8日木曜も欠航すると発表しました。さらに、ハンガリーのLCCウィズエアーも、同日までイスラエル占領地への運航を中止すると発表しています。
イスラエルの第12チャンネルTVも、「外国航空会社のフライト欠航によりベングリオン空港の利用乗客数が大幅に減少した」と報じました。
そして、イエメンのアル・マシーラTVも「航空管制筋は、イエメン軍による最近の作戦後24時間以内で占領地ベングリオン空港に乗り入れる約80便が欠航になったと発表した。この措置は、イエメン軍がイスラエルの空港を攻撃すると繰り返し警告したことを受けて行われたものである」と報じています。
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