パキスタン北西部のシーア派居住地区の人出の多い金曜市場で発生した爆発によりこれまでに少なくとも30人が殉教し、そのほか何十人もの人々が負傷しました。
この爆発は今日23日金曜、パキスタン北西部カイバル・パクトゥンクワ州オラクザイ地区管区にあるシーア派が多く居住するカラヤ市の金曜市場の会場で発生しました。
ABNAのパキスタン担当記者によりますと、シーア派の人々が居住するカラヤ市の金曜市場で起きたとされる今回の爆発は、”アン・ワール・アル・マダーリス”という神学校の門の外で発生し、罪のない人々が標的となりました。この金曜市場は毎週金曜日にこの学校の前で開かれます。
この攻撃により、少なくとも30人が殉教し50人以上が負傷し殉教者のうち3人は子供であったということです。
シーア派の情報筋によれば、野菜を運搬する車に爆弾が備え付けられたということですが、政府筋によれば、テロリストはバイクを使用したということでそれを金曜市場内で爆破させたということです。
神学校”アン・ワール・アル・マダーリス”はパキスタンのシーア派指導者“サイイド アーリフ フサイン フサイニー師“によって設立されました。
これまでのところ犯行声明は出ていません。









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