韓国ヨンハプ通信が、同国軍合同参謀本部の発表として報じたところによりますと、北朝鮮が弾道ミサイルを発射したのは大陸間弾道ミサイル(ICBM)「火星18」を発射した今月12日以来となります。
今回の発射は韓国と米国が18日火曜に拡大抑止に関する協議体「核協議グループ(NCG)」の初会合を開催し、核兵器を搭載できる米国の戦略原子力潜水艦(SSBN)「ケンタッキー」が韓国南部・釜山に寄港したことへの反応とみられます。
また、日本の防衛省が19日午前、発表したところによりますと、1発目は現地時間の同日午前3時29分頃、2発目は午前3時45分頃に発射されたということです。
飛行距離はそれぞれ約550キロ・メートルと約600キロ・メートルで、2発とも最高高度は約50キロ・メートルだったとされています。
これらのミサイルは、迎撃が難しいとされる変則軌道で飛行した可能性があり、同省が詳しく分析中です。
さらに、これらのミサイルはいずれも日本のEEZ排他的経済水域外の日本海に落下したと推定され、航空機や船舶への被害は確認されていません。
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