31 3月 2017 - 18:07

イスラム教の戒律を守った「ハラル料理」を提供する東北初の食堂。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の影響でいわき市では観光客が減少しており、地域の活性化を図ろうと、常磐病院などを運営するときわ会グループがオープンした。安心して外国人観光客に食事をしてもらい、日本で生活する外国人の支援にもつなげたいという。

料理を作るのはミャンマー出身でイスラム教徒(ムスリム)のジャマール・フセインさんと妻のトゥウェイ・ジーさんの2人。イスラム教では、豚肉や豚の成分はすべて食べてはいけない。また、調味料も含めアルコールは一切使ってはいけないなど厳しい戒律がある。いわき市の旅館「新つた」と協力してイスラム教の戒律を守りながら、日本人の口にも合う料理を考案した。

 ミャンマー料理が主体で、一番人気は「ハラル定食」(600円)。チキンマサラ、キーママサラ、チャナマサラの3種類のカレーから1つ選び、ミャンマーの揚げ物「サモサ」も食べられるお得な定食だ。

 魚のだしとナンプラーなどで味付けするミャンマー独自の麺料理「モヒンガ」(650円)やココナツミルクと魚醤を入れて煮込んだ麺料理「オウンノー・カウスェー」(700円)など珍しい料理を楽しめる。また、酒を一切使わない醤油味と塩味の「ハラルラーメン」(800円)は無添加で体にも優しい。

 店長の小宅了一さんは「日本ではなかなか手に入らないような珍しいスパイスも置いているので、ぜひ試してほしい」と話している。(大渡美咲)

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 ▽アクセス 福島県いわき市常磐湯本町吹谷97の14。JR湯本駅から徒歩4分。(電)0246・38・5519

 ▽営業時間 午前11時半~午後2時、6~9時

 ▽定休日  金曜日

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