これは、ユニセフ=国連児童基金が21日に緊急の声明を発表して明らかにしたものです。
それによりますと、武力衝突やテロが繰り返されているアフリカのナイジェリア、ソマリア、南スーダン、それに中東のイエメンの4か国では、食糧の生産が減ったり支援が行き届かなかったりして深刻な食糧不足に陥っており、このままでは、ことし中に140万人もの子どもが重度の栄養不良で命を落とす危険にさらされるということです。
このうち、政府軍と反政府勢力の武力衝突が続いている南スーダンでは、20日、一部の地域で最悪の飢餓状態を示す「飢きん」の発生が宣言されています。
また、ナイジェリアの北東部でも、イスラム過激派組織、ボコ・ハラムによるテロや襲撃が相次ぎ、重度の栄養不良に陥る子どもが45万人に達すると予想され、一部で「飢きん」が発生していると見られています。
ユニセフでは、これらの国々でさらに飢きんが拡大するおそれがあると警告していて、レーク事務局長は「子どもたちにはもはや時間が残されていない」として、子どもたちの命を守るため国際社会に一層の支援を呼びかけています。
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