2 10月 2016 - 16:15
シリア 空爆で地下の教室も危険に NGOが停戦訴え

停戦が崩壊したシリアの状況について、国際的なNGOは、地下につくった学校の教室すらもアサド政権側による空爆の危険にさらされているとして、攻撃を即時に中止するよう訴えました。

シリアでは先月、アサド政権と反政府勢力がいったん停戦に入りましたが、すぐに戦闘が再燃し、北部の都市アレッポでは政権側が連日激しい空爆を続けています。

こうした中、子どもたちの支援に取り組む国際的なNGO「セーブ・ザ・チルドレン」は声明を発表し、アレッポで団体が支援する学校もこれまでの空爆の標的となっていると明らかにしました。

そして、アレッポの東部では空爆を避けるため8つの学校が教室を地下に移したものの、最近、政権側が地下の施設も破壊できる強力な爆弾を使った空爆を始めたため、「地下教室すらも危険にさらされている」と訴えました。

アレッポの東部では、1日、学校の新学期を迎えましたが、攻撃が激しさを増す中、多くの学校が休校を余儀なくされていて、NGOでは、5歳から17歳までのおよそ10万人が教育を受けられないだけでなく命を脅かされているとしています。

NGOでは、攻撃を即時に中止するとともに、学校を再開させるためにも、双方が改めて停戦で合意するよう訴えています。

/309