サヌアの街頭には1日月曜早朝、首相や複数の閣僚を含む政府高官の葬儀に参加するため数万人もの市民らが集結しました。
イエメンのアル・マシーラTV)によりますと、イエメン変革・建設政府のモハンマド・ミフタ首相は今回の殉教者らの葬儀に参列した際「我々は名誉ある立場にあることを強調する。ガザへの支援を決して後悔することはない」と語っています。
イエメンに対するイスラエルのテロ攻撃による殉教者らの葬儀の様子
ミフタ首相は「イエメンは今日、国民を真実の支持において前進させてきた。我々はこれを誇りとし、満足しているが、それでもなお、この点において不当に扱われたと認識している。我々は大規模で影響力のある戦争に突入し、アメリカと衝突した。この戦争は単に軍事的なものではなかった。こうした中で、イエメン軍は殉教者の葬儀と併せて壮大な葬送行進を行い、敵に対する態勢と抵抗のメッセージを提示した」と述べました。
イスラエルのテロ攻撃で殉教したイエメン人閣僚らの葬儀
一方、イエメン政府の殉教者の葬儀の開始を前に、イエメン武装軍のヤフヤー・サリーウ報道官も声明を発表し、同国のミサイル部隊が紅海でイスラエルの石油タンカーを攻撃したと発表しました。サリーウ報道官は声明の中で、「イエメン軍はガザ地区を支援するため、弾道ミサイルを用いてこの作戦を実行した」と強調しています。
イスラエルによるテロ攻撃での殉教者の葬儀
先月28日に発生した、イスラエル占領政権によるサヌア空爆で、イエメンのアフメド・ガレブ・ナセル・ラハウィ首相及び他数人の閣僚が殉教しました。
イスラエルのイエメン攻撃で殉教した閣僚らの葬儀
イエメンのイスラム抵抗組織アンサーロッラーは1日月曜、同国首相と司法、経済、外務、情報の各大臣を含む9人の閣僚がイスラエルによる首都サナアへの空爆で殉教したと発表しました。
イエメン攻撃で殉教した閣僚らの葬儀には大勢の市民が参集
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