27 8月 2025 - 12:59
Source: ABNA
イラン外務省声明:オーストラリアによるテヘランとの外交関係格下げについて

イラン・イスラム共和国外務省は、オーストラリア政府がイラン大使および数人の外交官に国外退去を要求した措置に対し、声明で遺憾の意を表明し、この決定は不当であり、両国の外交関係の伝統に反すると見なしています。

アフルルバイト通信社(ABNA)によると、イラン・イスラム共和国外務省は、オーストラリア政府がイラン大使および数人の外交官に国外退去を要求した措置に対し、声明で遺憾の意を表明し、この決定は不当であり、両国の外交関係の伝統に反すると見なしています。

声明の本文は以下の通りです。

「外務省は、反ユダヤ主義を助長しているとするイランに対する非難を完全に否定し、反ユダヤ主義という現象が、本質的に西洋・ヨーロッパの現象であり、歴史の様々な時期に様々な形で現れてきたという、歴史的かつ文書化された事実にオーストラリア政府の注意を喚起します。それにもかかわらず、近年、この概念は、パレスチナ人に対する占領、アパルトヘイト、そしてジェノサイドに対するあらゆる抗議を抑圧するために悪用されてきました。

イラン・イスラム共和国は、ガザで進行中の凶悪な犯罪とジェノサイドを非難するとともに、これらの犯罪を支持し正当化するすべての者たちの責任を思い起こさせます。そして、イランを非難し、長年にわたる両国の外交関係を標的にしたオーストラリア政府の措置は、占領下のパレスチナにおけるジェノサイドの悲劇から世論をそらし、地域の緊張を高めるというイスラエル政権の政策の一環であると評価します。

イラン・イスラム共和国外務省は、対抗措置を取る権利を留保するとともに、オーストラリア側に対し、この不当な決定を見直すよう求め、この決定がもたらす影響、特に同国に居住する高学歴のイラン人コミュニティに生じる問題について、オーストラリア政府に責任があると考えます。」

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