【アフルル・バイト国際通信(ABNA)】
イスラエル占領軍は、ガザに対する戦闘を再開してから数日後、地上作戦の拡大を発表し、南部都市ラファにも進攻する方針を示した。これに先立ち、イスラエル軍はガザ中部および北部への攻撃を開始していた。
イスラエル軍は声明で、同軍の部隊がラファのシャブーラ地区で地上作戦を開始したと発表。さらに、この作戦で「抵抗勢力のインフラを複数破壊した」と主張している。
一方、ガザの政府メディア局によると、過去72時間のイスラエルの攻撃により、591人が死亡、1,042人が負傷し、病院に搬送されたことが明らかになった。
こうした中、ハマスの軍事部門であるアル=カッサーム旅団は9日(木)、数カ月ぶりにイスラエルの首都テルアビブをロケット攻撃したと発表。声明では、「民間人の虐殺への報復としてテルアビブにロケット弾を発射した」と述べている。
さらに、ハマス関係者がメディアに対し、同組織は仲介者を通じて、「ガザでの停戦の第2段階につながる限り、イスラエル人捕虜の解放を含むいかなる提案にも前向きに対応する」と伝えていることを明らかにした。これと関連し、エジプト筋によると、イスラエルの代表団が6日(水)夕方にカイロを訪れたことが確認されている。
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