ロシアのアラビア語チャンネル、ロシア・アルヨウムによりますと、アブドルアジズ大臣は、「一国あるいは複数産油国のバスケットに対して上限価格を設定することは、世界市場への供給減少につながり、このことは世界各地に影響を及ぼすだろう」と述べました。
同大臣はまた、石油市場の安定と透明化が強く求められている現状においての上限設定は、疑いなく、市場の不安定につながり、これもまた、石油産業にマイナスの影響を与えることになるだろう」としました。
サウジアラビアは、石油市場の安定と透明化につながるとして、今年末まではこの合意に残ることを決定しています。
これ以前にオーストラリアはEU諸国とともに、G7・主要7カ国の海上輸送用石油に1バレル・60ドルの上限価格を設定し、先月5日には、石油製品についても同様の措置をとっています。
これに対しロシアは、上限価格を設定する国への石油および関連製品の輸出を禁止しました。
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