キルギスのジャバロフ大統領、タジキスタンのラフモン大統領、そしてウズベキスタンのミルジヨフ大統領らは最近、タジキスタン・ソグド州ホジェンドにて、これら3カ国の正式な国境画定および、恒久的な友好を謳ったホジェンド声明に調印しました。これに関して、イラン外務省のバガーイー報道官は4日、この協定を相互間の領土保全や国家主権の尊重および、相互間の信頼構築、そして中央アジアにおける平和と安定の強化に向けた重要な足掛かりであると評価しました。
バガーイー報道官は、中央アジア諸国による国境紛争の平和的解決と地域内統合の強化に向けた努力と取り組みへの支持というイランの原則的な立場に言及し、「ウズベキスタン、タジキスタン、キルギスタンの三国協定が地域の恒久的な平和と安定を確保し、さまざまな分野での理解と協力の拡大への道を開き、地域諸国の経済成長と発展を強化するよう期待する」と述べました。
イランは相互の利益に基づき関係構築
これに関して、ウズベキスタンの首都タシケントを訪問しているイラン国会のハミードレザー・バーバーイー議員は、ウズベキスタンのナルバエワ国会議長と会談し、両国の関係拡大に向け大きな関心が寄せられているとした上で、「イランの国家原則は多国間主義および、近隣諸国との交流である」「我が国と他の諸国との関係交流は双方の利益および、両者が勝者となるウィンウィンの関係だ。我々は世界のいずれの国に対しても植民地主義的、搾取的な視線を向けておらず、他の国も我々にこうした視線を向けるべきではない」と語りました。
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