【ParsTodayイラン】この記事では、そうした様々な可能性を秘めたイランの経済特区8カ所を紹介します。
ゲシュム島:ペルシャ湾最大の島
イラン南部のゲシュム島はペルシャ湾に浮かぶ中で最も大きい島で、ペルシャ湾とオマーン湾を結ぶホルムズ海峡の入り口に位置しています。そのためきわめて高い戦略的価値を有しており、貿易、産業、観光などで大きな成長が見込まれています。この島の主な産業はバイオテクノロジー、水産業、石油関連産業、観光産業などです。近隣諸国からのアクセスも容易なことから、様々な国からの商品が集まる一大拠点となっています。
ゲシュム島
チャーバハール:インド洋に続くイラン唯一の港湾都市
南東部スィースターン・バローチスターン州にあるチャーバハールは、アラビア海ひいてはその先のインド洋に面するイラン唯一の港湾都市として知られます。ここは、北は中央アジア、東はインド、パキスタン、アフガニスタンからモノが集まり、船に積み替えて各国へ、あるいは陸路でトルコ・欧州へと至る東西南北を結ぶ物流拠点です。
チャーバハール
アラス:カフカスへの玄関口
北西部のアラスはアルメニアやナヒチェヴァン自治共和国(アゼルバイジャンの飛び地領)と接する国境の街です。この街はその地理的条件から東西を結ぶ物流拠点となっているほか、金属、自動車、電機、石油・ガス、農業などの産業も盛んです。
アラス
アンザリー:カスピ海に面した経済特区
北部ギーラーン州にあるアンザリーは、カスピ海に面した港町で、主にロシアや中央アジア諸国などイランの北側の国との貿易拠点になっています。町自体も観光資源にあふれ、多くの観光客が訪れます。
アンザリー
アルヴァンド(シャットゥルアラブ):イランとイラクを結ぶ貿易窓口
アルヴァンドは南西部フーゼスターン州の街で、日本語ではシャットゥルアラブ川として知られるイラン・イラクの国境となっている川一帯に広がる経済特区です。イラクはイランの貿易相手国の中でも上位に位置する国であることから、アルヴァンドの重要性は非常に高いものです。
アルヴァンド
キーシュ島:ペルシャ湾最大の貿易・産業拠点
キーシュ島はゲシュム島よりも西に位置するペルシャ湾の島で、一般のイラン市民にとっては観光・レジャー先として知られています。キーシュ島はイランの自由貿易特区第1号で、産業・貿易で長年の実績があります。また、島にはビザなしで入れるため、外国人の往来も非常に盛んです。
キーシュ島
マークー:イランから欧州へ至る拠点
イラン北西部の端に位置するマークーはトルコとの国境都市で、陸路を通ってトルコそしてその先の欧州へ続く物流の拠点となっています。貿易拠点らしく市内にも様々な商品が集まり、それが観光客を呼び寄せる魅力にもなっています。
マークー
イマーム・ホメイニー国際空港:イランの空の玄関口
2005年にテヘラン南郊に開業したイマーム・ホメイニー国際空港は、首都の国際空港としてイランの空の玄関口となっています。現在2つのターミナルが稼働しており、年間1150万人の渡航客が利用するほか、12万トンの貨物も行き来しています。空港周辺はエアポートシティーとして開発が進んでおり、経済特区にも指定され、世界の中の物流拠点としての地位を固めつつあります。
342/
Your Comment