グテーレス事務総長は2日、ガザでの停戦の即時復活、人質の無条件釈放、ガザ地区全域での支障ない人道支援へのアクセスをあらためて求めました。
グテーレス氏は「過去2日間だけでもイスラエルによる大規模な空爆と地上作戦の結果、広範囲にわたる破壊とガザ南部ラファからの10万人以上のパレスチナ人難民が生じた。彼らの大半は複数回にわたり、わずかな家財道具しかない状態での避難を強いられている」と語りました。
グテーレス事務総長は、先月23日のイスラエル軍による医療・救急隊への攻撃および、それによりガザ地区での医療・援助活動従事者15人が死亡したことを批判し、「2023年10月以来、少なくとも408人の支援活動従事者がガザ地区で殺害されており、そのうち280人は国連職員だ」と付け加えました。
また、イラン外務省のバガーイー報道官も3日、国連人権理事会の食料権に関する報告者が最近発表した報告書に言及し、大量虐殺の手段としての兵糧攻め政策の停止をイスラエル側に迫るよう求めるとともに、英国、カナダ、ドイツ、フランスなど人権を擁護を主張する一部の西側諸国による、ガザでの重大かつ組織的な人権侵害への無策ぶりに遺憾の意を表明し、「これは人権と法の支配に関するこれらの諸国の誠実さの欠如を示す明らかなしるしだ」との見解を示しました。
また、イスラエルの凶悪犯罪の阻止および対処がすべての政府の共通した責任であることを想起させるとともに、イスラム諸国を中心とした世界のすべての国々に対し、言葉と行動の両面でパレスチナ被抑圧民との連帯および、防衛手段を持たないパレスチナの女性や子供たちの殺害続行の防止を呼び掛けました。
さらに、国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のフィリップ・ラザリーニ事務局長は先月28日の声明で、ガザ地区には3週間にわたって人道支援物資が届いていないことを明らかにし、「人類は今や最も暗澹たる時期にある」と強調しました。
イスラエルは2023年10月7日にガザ地区に対する壊滅的な戦争を開始しており、この戦争はこれまでに5万人以上の殉教者と数万人の負傷者を出しています。
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