イランのセイエド・アッバース・アラーグチー外相とトルコのハカン・フィダン外相が今月24日夜に電話会談し、地域・国際情勢について意見交換を行いました。パールストゥデイがイラン外務省の発表として報じたところによりますと、アラーグチー外相はトルコ国内の情勢についてのイランの原則的な立場を強調するとともに、「トルコ国内の情勢は同国の内政問題であり、トルコの管轄当局が自国民の利益に基づいてこれらの情勢を適切に管理すると確信している」と述べました。
また、シオニスト政権イスラエルによる公然たる停戦違反および、ガザとレバノンに対する犯罪と侵略を非難し、「この占領政権による犯罪阻止に向け国際社会、特にイスラム諸国と地域諸国には直ちに行動すべきだ」としました。
さらに、ガザ、ヨルダン川西岸、レバノンに対するイスラエルの犯罪行為の再開と時を同じくしての米国の対イエメン空爆を非難し、イスラム諸国に対する侵略や地域の情勢不安およびその拡大阻止に向けた地域諸国間の協力・連携を強化することの重要性を強調しています。
一方、フィダン外相はこの電話会談でアラーグチー外相に対し、イランの春の新年ノウルーズに当たっての祝意を表するとともに、トルコとして地域・国際問題の外交的解決策の模索を支援する用意があることを強調しました。
また、ガザ情勢の検討を目的に最近エジプト首都カイロで開催されたアラブ・イスラム接触委員会会合に自身が参加したことに言及し、イスラム諸国がパレスチナ被抑圧民の状況への関心を高めることが重要だ」と強調しています。
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