ドイツの新聞ビルトによりますと、スペインのテネリフェ島のパルムマール地域で、大雨による洪水で道路が冠水し、多数の車両が被害をうけています。
洪水はアルトナ地区の魚市場を飲み込み、駐車中の車に損害を与えました。
また、ヨーロッパの一部は別の嵐・マリクにも襲われ、大きな被害を受けています。
スウェーデンでは、エーレスンド橋(スウェーデン-デンマークの国境の橋)が閉鎖されました。
マリクはヨーロッパの7か国を襲い、これによる強風で多数の家屋の屋根が吹き飛ばされ、樹木が倒壊しました。
ドイツの保険会社「ミュンヘン・レイ」が発表した報告書によると、ヨーロッパの気候変動により、大きな被害を伴うより多くの自然災害に備える必要があります。
同保険会社はまた、2021年の暴風雨、洪水、その他の自然災害により、世界中で2,800億ドルの被害が発生したことを明らかにしました。
一方、保険会社は、この被害額のうち1,200億ドルを補償しています。
342/