(ABNA24.com) ハーメネイー師は3日水曜、イランイスラム共和国の建国者ホメイニー師の31回忌にちなんだテレビ演説の中で、「警察官が膝で一黒人市民の首を押さえつけ殺害し、この光景を他の何人もの警官が傍観しているなどという話は、もはや目新しいものではない」とした上で、「このような犯罪こそが、米国の統治体制の本質や性質そのものである。これは以前にもアフガニスタンやイラク、シリア、さらにそれ以前にはベトナムで米国が行ってきたことだ」と述べました。
また、今日米国の市民が叫んでいるスローガン、即ち「我々は息ができない」という文言は圧政下にある諸国民が言わんとしていることだと指摘し、「米政府関係者の腐敗や管理能力の欠如のせいで、同国での新型コロナウイルスの感染者、死亡者の数は他国にくらべて何倍にもなっている。その一方で今度は、同国関係者が国民への対処に当たって、恥知らずな犯罪を起こし、その犯罪に謝罪すらせず、人権について語っている。先の事件で殺害された黒人市民があたかも人間ではなく、何の権利も持っていなかったかのように振舞っている」と非難しました。
さらに、「今や米国民は同国の現体制や過去の歴代政権を恥じている」とし、「現在起きている状況により、米国支持を生業としていた人々の多くは、もはや恥ずかしさのあまり頭を上げることができない」と語りました。
そして、変革を求めたホメイニー師の視点の非常に重要な結果を説明するとともに、超大国に抵抗し彼らを侮辱することにスポットを当て、「ひところは誰も、米国に面と向かって発言できるとは考えていなかった。しかし、ホメイニー師は超大国に対する見解に大きな変革を起こし、彼らを貶めるとともに、世界の専横者が打撃を受けることを証明した。そしてこの事実は、旧ソ連の崩壊や米国の現状に如実に表れている」と述べました。
ハーメネイー師は3日水曜、ホメイニー師の31回忌に際して、テレビ演説を行い、超大国や世界的な勢力に対する見方を変えたことがホメイニー師の業績の1つだとし、「当時、米国の意志に反して何かができるなどとは誰も予想していなかった。しかし、ホメイニー師は米国の歴代大統領自身に、ホメイニー師によって自尊心を打ち砕かれたことを認めさせた」と述べました。
また、「ホメイニー師は、本当の意味でイラン国民に変革をもたらした」とし、「師はイラン国民が感じていた屈辱感を自信や自尊心へと転換させた」としました。
そして、「イラン国民は、イスラム革命前は自らの個人的な問題のみにとらわれ、もっと大切な事柄には関わることがなかった。だが、ホメイニー師は、もっと重大で大切な要求を舞台に持ち込み、おどおどして服従していた一国の国民を、何ごとも要求する国民へと変えてみせた」と語りました。
さらに、「ホメイニー師は、革新を求め、また革新を起こす人物だった」とし、「当時の組織機関に対し、ある集団が何かを要求したとしても、それは路地をアスファルト舗装する程度のことだった。だが、ホメイニー師は国民の要求を独立や自由、そして東西のいずれの陣営にも属さないというレベルにまで押し上げた」と述べました。
これに関する詳しいニュースは、また後ほどお伝えします。