10 3月 2020 - 16:49
IAEA事務局長、「イランとの協力レベルに変化なし」

IAEA国際原子力機関のグロッシ事務局長が、「核合意実施の検証および、監視に関する当組織とイランの協力レベルに変わりはない」と語りました。

(ABNA24.com)  イルナー通信によりますと、グロッシ事務局長は9日月曜、IAEA定例理事会において、「IAEAは、(監督、保護に関する)規約の枠組みに照らし、イランから発表された核物質が規約内容に逸脱していないことを引き続き検証する」と語っています。

また、イラン国内でまだIAEAの監視が行き届いていない箇所がいくつかある、とする主張を繰り返し、「イラン政府は、IAEAの提示した質問に対し明瞭な回答を示していない」と述べました。

さらに、「当組織は、2つの箇所を査察を試みたが、イランはそのための便宜を整えず、また複数の質問に釈明するのための協議にも参加していない」としています。

しかし同時に、「IAEAは現在まで、核合意におけるイランの責務の実施方法や、核合意の監視・検証におけるイランの協力レベルには変化は生じていない、と見ている」と語りました。

IAEAは、今月3日の報告において、イラン国内の3か所の未届けの施設で見つかった未公表の核物質に関して質問を呈しています。

在オーストリア・ウィーン国際機関のガリーブアーバーディー・イラン政府代表はこれ以前に口上書において、「IAEAは、しかるべき措置と賢明さをもって、イランと同組織との間の協力のイメージダウンを回避すべきだ」と表明しました。