ABNA24 : ハーメネイー師は25日水曜、国会議長や議員らとの会談で、「議会は国家運営の支柱である」と述べています。
また、イランの多種多様な気候風土や歴史、地理、人口構成、広大な国土に触れ、「親愛なるイランのような現状をもつ国の運営は重要であり、また現代世界の特殊な状況からして、当然ながら難化、複雑化してきている」としました。
さらに、「もっとも、世界の現状においては、全ての国にとって管理・運営は困難になってきている」と語っています。
そして、世界を支配している特別な状況の理由を説明するとともに「複数の大国の敵対的な競争や、核保有国同士の相互脅迫、日々増大する軍事的な脅迫や挑発行為、ヨーロッパ付近での戦争、世界における食料面での危機や、前代未聞の感染症の世界的流行など、これらは全て世界の現状を特殊化した要因であり、このような状況で各国の運営はより困難かつ、複雑化してきている」と述べました。
最後に、「イランは、他の全ての国を支配する状況に加えて、宗教的民主主義をはじめとした新たなモデルを提示しており、さらに覇権主義体制の作ったパズルを破壊する原因となっていることから、さまざまな側面において、世界の大国との挑戦に巻き込まれている」としています。
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