ABNA24 :イルナー通信によりますと、アミールアブドッラーヒヤーン外相は動画にて、第13期イラン政権における同国外務省の、これまでの100日間の活動について報告し、核合意問題を含む様々な事例に触れ、「わが国の明白な立場は、イラン国民の利益と権利が保証され、制裁が解除されるべきだというものである。そして、我々がオーストリア・ウィーン協議のプロセスにおいて、前向きで成功裏の歩みや、根本的な足がかりとなる歩みや、前向きで成功する歩みを踏み出せるよう希望している」と述べています。
イランと5カ国グループによる、核合意復活交渉は今月29日、ウィーンで開催されることになっています。
バイデン米現政権は、ウィーン協議を通じてアメリカの核合意復帰に必要な下地を整える意向だと主張しています。
イラン前政権時代にも、ウィーンにて複数ラウンドの交渉が実施されていましたが、アメリカが対イラン制裁全廃の保証を執拗に拒んだことから、これらはいずれも明白な成果に至らないまま終わっています。
さらに、これらの協議でのそのほかの根本的な支障として、アメリカが核合意から再離脱しないことの保障を一切拒んだことが指摘されています。
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