彼は鞍(くら)なしでロバに乗られ、自分の後ろにも人を乗せられました。(裕福な階層の人々や、部族の首長たちは自らをそれらよりも優れていると思っていたため、鞍なしではそれらに乗らなかった。)
彼は(馬・ラクダ・ロバ)どの動物にも乗られました。手綱のみで荷鞍(ぐら)のないロバにさえも乗られました。彼にとっては動物の種類は重要ではありませんでした。(当時、裕福な階層の人々や部族の首長たちは、最高の馬やラクダ以外には乗りませんでした。)
私用のために出かける際、彼は日の出後に自宅を出られました。
彼は、常に熟考しているように見えました。現世のはかなく無常なことを考え、そこから訓戒(戒め)を得られていした。
彼は一瞬すら無駄にせず、瞬間瞬間について計画を持っておられました。
何かを忘れてしまった時には、彼は額を手のひらにあてて仰いました。
اَللَّهُمَ لَكَ الْحَمْدُ يَا مُذَكِّرَ الشَّيْءِ وَ فَاعِلَهُ ذَكِّرْنِي مَا نَسِيتُ
(おお、アッラー!すべての賞讃はあなたのもの。すべてを思い出させるお方よ!それを行うお方よ、私が忘れたものを私に思い出させたまえ!)
犠牲祭には、彼は角があるまだらの雄羊を2頭屠殺されました。一頭は自分からの犠牲として、もう一頭は自分のウンマ(共同体)の貧しい人達からの犠牲として。
飲食、物の受け渡しに際し彼は右手を使われました。
彼は服を着る際には右から着られ、脱ぐ際には左から脱がれました。
彼は靴を履かれる際右足を先に履かれ、脱ぐ際には左足を先に脱がれました。
彼はモスクに入る際には右足から入られ、出る際には左足から出られました。
彼は厠(かわや)に入る際には左足から出る際には右足から出られました。
彼はウドゥー(小沐浴)の最中に喉の乾いた猫を見た際、ウドゥーを中断し猫の傍らに水を置かれました。
彼は歩かれる際に、誰かを追い越されることはありませんでした。
彼は暗い家の中に灯りなしで入ることを嫌っておられました。
どこへ行かれても、彼はご自分のアバー(外套)をシート(その上に座るもの)として使われました。
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