A:「眠っている時には魂が肉体を離れている」というのは、その通りです。
しかし眠りの時の魂の離脱は死の時の魂の離脱とは異なります。
死が到来する時の魂の離脱は肉体からの完全なる決別であり、魂と肉体のあらゆる関係(接触)は完全に断ち切られ、相互の関係に終わりを告げます。
これに比べて眠りの場合における肉体からの魂の離脱の場合、魂は肉体から距離を置くとはいえの相互のあらゆる関係(接触)が完全に断ち切られるわけではないのです。なぜならば、魂はしばらくしたら再びそこへ戻ることになっているからです。
クルアーン 第39章 集団章(アッ・ズマル)第42節には、これら2つの種の魂の肉体からの離脱についてこのように記されています。
اللَّهُ يَتَوَفَّى الْأَنْفُسَ حِينَ مَوْتِهَا وَالَّتِي لَمْ تَمُتْ فِي مَنَامِهَا فَيُمْسِكُ الَّتِي قَضَى عَلَيْهَا الْمَوْتَ وَيُرْسِلُ الْأُخْرَى إِلَى أَجَلٍ مُسَمًّى إِنَّ فِي ذَلِكَ لَآيَاتٍ لِقَوْمٍ يَتَفَكَّرُونَ ﴿۴۲﴾
42.アッラーは(人が)死ぬとその魂を召され、また死なない者も、睡眠の間(それを召し)かれが死の宣告をなされた者の魂はそのままに引き留め、その外のものは定められた時刻に送り返される。本当にこの中には、反省する人びとへの種々の印がある。
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