アブナ通信社がAP通信を引用して報じたところによると、イギリス海軍の海洋貿易オペレーションセンター(UKMTO)は、ホルムズ海峡を通過中のタンカーが突然針路を変更し、イランの領海に入ったと主張した。
イギリスの海洋安全保障会社アンブレイ(Ambrey)も、この針路変更の前に、数隻の小型船舶がタンカーを迎撃したと主張した。
この主張された報告によると、該当の船は「タララ(Talara)」という名前で、マーシャル諸島船籍、アラブ首長国連邦(UAE)のアジュマーン港からシンガポールへ向けて航行中であった。
AP通信は、船舶追跡データが、タンカーが何の説明もなくイラン水域に向けて針路を逸らしたことを示していると主張した。この船のギリシャ人所有者も、これまでのところ説明を求める要請に応じていないという。
海洋情報筋は、アメリカ海軍のドローンが、タンカー「タララ」が所在する地域の上空を数時間にわたって飛行していたと報告している。
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