25 10月 2025 - 21:23
Source: Parstoday
国際ニュース|イラン国連大使「安保理は中立な行動を」/ベネズエラ大統領「米の心理戦は屈せず」

イランのイールヴァーニー国連大使は、国連安保理について「政治的あるいは一方的な目的で悪用されるべきではない」と述べました。

 イールヴァーニー氏は24日、「国連憲章は侵略的行動やその政治的悪用によって深刻な試練に直面している」と述べ、「安保理はその責任を公平かつ効果的に、恣意的な姿勢を取らずに果たさなければならない。どの理事国も、たとえ力を持っていても、この機関を政治的目的や一方的な目的で悪用したり、欺瞞的に利用したりしてはならない」と語りました。

UNRWA事務局長「ガザ戦争は国際法無視の実例」

国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)のラザリーニ事務局長は、イスラエルによるガザでの戦争について「国際法を無視した実例」と述べました。その上で、「国連は80年間、平和の構築、貧困と飢餓の撲滅、人権の普及、法の支配の強化に向けて努力をしてきた」と語りました。

イラン中露がIAEA事務局長に書簡、スナップバック措置の違法性を訴え

イラン、ロシア、中国の各国連大使は、国際原子力機関(IAEA)のグロッシ事務局長に宛てた書簡の中で、イランへの国連制裁を復活させた英仏独の3カ国によるいわゆる「スナップバック措置」の発動が、本質的に法的及び手続き的に問題があると指摘しました。

スペイン民間企業、イスラエルへの協力容疑で捜査

スペインの裁判所は、同国の製鉄会社「シディノール」の経営陣について、イスラエルへの協力を通じてガザでの人道に対する犯罪や潜在的なジェノサイドに共謀したとして、捜査が開始されたと発表しました。これらの企業は、イスラエルの軍需会社に鉄鋼を輸出したことで、イスラエルによる反人道的犯罪やジェノサイドに関与したとされています。

パレスチナ当局者「ハマス武装解除は国民合意にもとづいて議論を」

パレスチナの政治団体「国民イニシアティブ」のムスタファ・アルバーグーティ代表は24日、ハマスの武装解除問題について、パレスチナの各グループが合意する戦闘方法の枠内で検討する必要があると強調しました。また、外国の干渉に反対し、パレスチナの団結の重要性を強調しました。

イスラエル軍による西岸地区への夜襲と入植者の暴力

ヨルダン川西岸では、イスラエル軍とユダヤ人入植者による夜間の襲撃が続いており、地元の報告によると、ジェニン、ナーブルス、トゥルカルムの各都市でパレスチナ人の家に対する襲撃、ラマッラーでは車両への放火、そして住民との激しい衝突が報告されています。

ベネズエラ大統領「米の心理戦は屈せず」

ベネズエラのマドゥロ大統領は、米国がベネズエラを不安定化させるための心理戦を展開していると非難し、「ベネズエラは帝国主義的な侵略に対してその主権を決して譲渡することはないと警告しました。

ブラジル、アメリカの挑発行為に警告

ブラジルのセルゾ・アモリム大統領顧問は、米国がカリブ海地域で軍事的存在を強化し、米・ベネズエラ間の緊張の高まりについて、アメリカの軍事介入が行われれば、南米全体に深刻な影響を及ぼし、地域全体が炎上するだろうと警告しました。

コロンビア大統領「我々は決して屈服しない」

コロンビアのペトロ大統領は、米国による自身とその家族への制裁措置に反応して、決して屈しないと述べ、同国の麻薬密輸との戦いの努力を説明しました。

フランス、ウクライナに新型戦闘機とミサイルを供給へ

フランスのマクロン大統領は自身のSNSに動画を投稿し、近い将来、ウクライナに新しいアスター型ミサイル、追加の訓練プログラム、新型ミラージュ戦闘機などを提供すると発表しました。

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