トランプ政権が発表した世界各国への相互関税発動により、米国経済への懸念が広がる中、首都ワシントンやニューヨークなどの各地でトランプ氏やその側近イーロン・マスク氏に抗議するデモが開かれました。参加者らは「民主主義を返せ」「私の個人情報に触るな」「トランプは辞めろ。世界はお前の馬鹿げた真似に飽き飽きしている」などといった文言が書かれたプラカードを掲げました。同様のデモは英ロンドン、仏パリ、独ベルリン、フランクフルト、ポルトガル・リスボンなど欧州各都市でも開かれました。
IAEA事務局長「イランは核保有せず」
国際原子力機関（IAEA）のグロッシ事務局長は5日、アルゼンチンのテレビ局のインタビューで「イランは濃縮ウランを大量に保有しているが、核兵器は持っていない」と語りました。その上で、自身のイランおよび米国とのやり取りに触れ、問題解決のスピードが加速することに希望を示しました。
レバノン軍司令官「イスラエルは目下第一の敵」
レバノン軍のルドルフ・ハイカル司令官は5日、イスラエルによる侵略・攻撃が続いていることについて「我々の目下第一の敵はイスラエルだ。イスラエルはレバノンの主権を再三にわたって侵害している」と語りました。その上で、「レバノン軍はその領土とすべての国民を守る。レバノン軍は国を守るため各地から集まった兵士らで構成されている」と語りました。
英労働党議員、児童性的虐待の疑いで逮捕
英労働党のダン・ノリス議員が児童性的虐待などの疑いで逮捕されました。ノリス氏は1997年から2010年まで労働党下院議員を務め、2010年の総選挙で落選後、昨年ライバル候補を破り14年ぶりに議会に復帰していました。
米によるイエメン空爆続く
米戦闘機は5日夜、イエメン西部フダイダ県の島を5回にわたって空爆しました。この日は他にも北部サアダ県でも4回にわたって米軍による空爆がありました。
イスラエル、国連特別報告官の解任に失敗
国連パレスチナ問題担当特別報告官のフランチェスカ・アルバネーゼ氏が2028年までの任期で再任されました。アルバネーゼ氏は一貫してイスラエルによる犯罪を非難し、イスラエルや米国から「反ユダヤ主義者」などと名指しされ、解任キャンペーンが行われていましたが、不発に終わりました。
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