台湾では24日から、中国からの攻撃を想定した年次の防空演習が行われています。
台湾は中国の一部とされており、分離独立論は世界の大半の国や国連からは公式に承認されていません。
中国は、各国の高官が台湾といかなる形でも接触することに常に反対しており、そのような接触は「ひとつの中国」原則に反し、台湾の分離独立勢力に誤ったシグナルを送るとして警告しています。
台湾は、中国からの軍事的圧力が強まる中、24日から27日までの予定で、全土7都市で防空演習を開始しました。演習は民間人も対象に行われ、首都・台北ではミサイル攻撃を想定したサイレンが鳴ると、人々が地下などに非難し、市内は閑散としました。
一方、中国も台湾近海で2つの軍事演習を行っています。
ニュースサイト「台湾ニュース」によりますと、中国は台湾全土を射程に収める中距離極超音速ミサイルを南東部に配備しているとされています。
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