15 6月 2025 - 12:36
Source: Parstoday
サンダース米議員:「イスラエル首相は国際情勢を一層の不安定に陥れた」/ロシア:「西側諸国はイスラエルを無条件に支持」

米国のバーニー・サンダース上院議員が、「シオニスト政権イスラエルのネタニヤフ首相が国際法を無視し続けているせいで、世界はより危険で不安定化している」と語りました。

イルナー通信によりますと、バーモント州選出の無所属派議員バーニー・サンダース氏は声明の中で、「イランに対するネタニヤフ首相の好戦的な行動が世界のさらなる不安定化を招いている」と述べ、「イランに対するネタニヤフ氏の一方的かつ違法な攻撃は、本格的な地域戦争のリスクを伴う」と述べています。

また、「米国は、ネタニヤフ首相が主導する新たな戦争には関与しないことをはっきりさせるべきだ。国際社会と共に、この紛争の激化を阻止し、当事者を交渉のテーブルに着かせるために、あらゆる手段を講じる必要がある」と警告しました。

バーニー・サンダース氏がこの発言を提起し、米国にイスラエル・イラン戦争に介入しないよう警告している一方で、イスラエルはアメリカの支援を受けてイランを軍事攻撃しました。この点について、アメリカの政治アナリスト、フィオレラ・イザベル(Fiorella Isabel)氏はSNSの「X」に写真を投稿し、「アメリカの給油機がカタールのアル・ウデイド空軍基地から離陸し、イスラエルの航空機に燃料を供給した」と書き込みました。

一方、イスラエルとアメリカの政策が公然としたイランへの敵対という形で一致していることは周知の事実です。このことは、イスラエル占領地駐在のマイク・ハッカビー米大使の発言からも裏付けられています。彼は「X」への投稿で、イスラエルによるイランへの最近の犯罪行為にもかかわらず、自国の対イスラエル支持を強調する目的で「占領地には数十万人もの在留アメリカ人がいるため、イランによる対イスラエル攻撃はアメリカへの攻撃でもある」と主張していました。

一方、ロシアのセルゲイ・リャブコフ外務次官は「最近のIAEA国際原子力機関理事会による反イラン決議の採択後、イスラエルはイランを攻撃した。これはイスラエルが自らを処罰から免れたものとみなし、またこの決議を西側諸国による無条件の対イスラエル支持の確認とみなしたことを示している」と語っています。

同次官はまた、「こうした行動は米国だけでなく、イランの核計画をめぐる協議に参加している欧州の主要国からの無条件の支援があったからこそ可能になった」と述べました。

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