15 6月 2025 - 12:26
Source: Parstoday
イスラエルの目的は徹底的な米・イラン戦争の扇動か?

国際問題アナリストのウラジミール・レオニドビッチ・シャポバロフ(Vladimir Leonidovich Shapovalov)氏が、13日金曜朝のシオニスト政権イスラエル軍による攻撃でイランの核科学者を含む多数の民間人が殉教したことに触れ、「こうした行為は戦争犯罪の一例だ」と語りました。

シャポバロフ氏は13日付のロシア紙イズベスチヤのインタビューで、「イスラエルの攻撃の犠牲となったイラン国民と科学者はいかなる軍事作戦にも参加していなかったため、(シオニストの)攻撃は戦争犯罪およびテロ行為の一例とみなされる」と述べています。

また、イスラエルによる対イラン攻撃が核問題の解決を目指すイランと米国の第6回間接協議を前に発生したことを指摘し、「米・イラン協議が成功すれば、イスラエルの立場は著しく複雑なものになるだろう。なぜなら、(シオニストが牛耳るこの政権は)軍国主義をベースとしているからだ」としました。

さらに、「イスラエルが米国との同盟関係を継続し、米から無制限の援助を受け続けることは、軍事紛争またはその示唆という枠組みでのみ可能である」と語っています。

加えて「この観点から見ると、イスラエルの対イラン攻撃の目的は同国の打倒ではなく、米国が常に対イスラエル軍事支援できるよう、米国を一大戦争に巻き込むことにある」と述べました。

13日金曜朝、テヘランおよびイラン国内の複数都市がイスラエルにテロ攻撃されたことで、多くの軍司令官、科学者、民間人が殉教しました。

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