15 6月 2025 - 12:07
Source: Parstoday
「独仏は常に歴史の犯罪者の側」;イラン外務省報道官が2人の欧州当局者の厚顔無恥な発言に反応

イラン外務省報道官がドイツ政府当局者らの厚顔無恥な反イラン発言に反応し、「ドイツは2つの世界大戦を引き起こしたが、イランは人道的な見地に立って、ヒトラーの攻撃から逃れるユダヤ人を保護した」と語りました。

イラン外務省報道官・情報開示総局によりますと、バガーイー報道官はドイツ当局者らに対し「歴史的な事実を忘れてはならない。ドイツは2つの世界大戦を引き起こしたが、イランは博愛主義的な精神に基づき、ヒトラーの攻撃から逃れてきたユダヤ人を匿った」と述べています。

ヒトラー率いるナチスドイツから逃れるためにイランのパスポートを取得した、ポーランド系フランス人難民の遺族に話を聞いていただきたいと思います。

バガーイー報道官は「歴史において常に間違った側に立ってきた輩は、今は沈黙しているべきだ」とコメントしました。

ドイツ外相はサウジアラビア首都リヤドで同国のファイサル・ビン・ファルハン外相と会談した後、声明を発表し、「イランの核開発計画はシオニスト政権イスラエルだけでなく、サウジアラビア、ひいては地域全体の安定をも脅かしている」と主張していました。

バガーイー報道官はまた、ペゼシュキヤーン・イラン大統領との電話会談後のマクロン・フランス大統領の発言に反応し、「この発言は破廉恥も甚だしいもので、このレベルの偽善は驚きを禁じ得ない」と語りました。

さらに、マクロン大統領の干渉的な発言に対し「破廉恥極まりない。イスラエルが平和的目的で稼働している核施設を標的にし、冷酷かつ国際法に公然と違反する形でイラン人の民家を爆撃し、殺害している。こうした状況下において、フランス大統領はイランの核計画を歪曲しようと決断している」と述べています。

フランスのエマニュエル・マクロン大統領はペゼシュキヤーン大統領との電話会談後、あるメッセージにおいてペルシャ語で「私はイラン大統領に対し、できるだけ早く交渉のテーブルに戻るよう要請する」としました。

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