10 12月 2024 - 10:24
日本政府、シリア情勢を注視 人道状況の改善に期待感

林芳正官房長官は9日の記者会見で、シリアでアサド政権が崩壊したことに関し「事態の推移を重大な関心を持って注視している」と述べた。日本政府として反体制派にどのように政権が移行されるかや、アサド政権を支援してきたロシアの影響力がどう変化するかなどについて情報の収集と分析を進める。

林氏は「今回の動きは(人道)状況の改善につながる可能性があると期待している」と表明した。中東の平和と安定に向け各国と連携していく考えを示した。

シリアで反体制派を率いるシャーム解放機構(HTS)は国際テロ組織アルカイダにルーツを持つ。外務省内には「アサド政権は曲がりなりにも治安を維持してきた。新政権にはまだ不確定な要素が多く、全体を統治できるかは見えない」との声がある。

    林官房長官は、シリアには少数の日本人が滞在していると説明した上で、現在までのところ、日本人の被害は確認されていないと語った。