ABNA24 : 米ＣＮＮによりますと、避難命令が出されたのは、ロサンゼルス市中心部の西約３２キロの地域です。消防局のツイッターによれば、１６日午後までに約５３６ヘクタールが延焼しましたが、鎮火率は０％となっています。
ロサンゼルス市当局によれば、１６日午前までに山火事の影響で約１０００人が自宅から避難しました。
消防局は１５日夜、同局の地図で「４」と「６」と名付けられた作戦区域に対して避難指示が出たと明らかにしていました。
当局は１６日午後、新たに避難警報を発令し、さらに火事の燃え方によっては該当する地域の全住民は避難の準備が求められるとして、避難が求められた際に準備ができているように貴重品や医薬品などをまとめて車両に積むよう呼び掛けました。
放水用のヘリコプターや消防士約３００人が現在消火作業に当たっていますが、曇天のため火事の発生している地域の上空を飛行することが難しく、消火作業も困難になっているという。
消防局によれば、出火原因に不審な点がみられるということで、ロサンゼルス市の警察や保安官事務所が容疑者や出火原因の特定に向けて捜査を行っています。
消防局の放火捜査官はＣＮＮに対し、この火災に関係する可能性のある被疑者１人に事情聴取を行っていると明らかにしています。
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