アルジャジーラがトルコ検事総長事務所の話として伝えたところによりますと、カショギ氏殺害の証拠を隠蔽しようとする努力にも拘わらず、イスタンブールのサウジアラビア領事館での捜査活動で、カショギ氏殺害の重要な証拠が発見されたということです。
この報告によりますと、これらの証拠は、カショギ氏が殺害されたという憶測を強化するものとなっています。
こうした中、CNNは15日月曜、「サウジアラビアは、カショギ氏失踪に関する報告を準備している」と伝えました。
サウジアラビアはこの報告の中で、恐らく、カショギ氏が尋問中に誤って死亡したことを認めようとしていると見られています。
CNNはさらに、「報告は準備中であり、変更される可能性がある」としました。
別の情報筋は、「この報告は、今回の作戦が、上層部の指示ではなく自発的に行われ、関与した人々も処罰されると結論付ける可能性がある」としました。
カショギ氏は、今月2日、イスタンブールにあるサウジアラビア領事館に入った後に行方が分からなくなりました。
一部のメディアは、多くの拷問の後がある切断されたカショギ氏の遺体が、イスタンブールで発見されたと伝えました。
カショギ氏はサウジアラビア政府に拘束されることを恐れ、国外で暮らしていました。
















/309