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source : Parstoday
月曜日

10日 6月 2024年

16:12:07
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故アミールアブドッラーヒーヤーン外相 アジア地域とパレスチナへの思い

故ホセイン・アミールアブドッラーヒヤーン外相(以下、アブドッラーヒヤーン氏)は、アルアクサーストーム作戦の開始以来イランのパレスチナに対する支援活動において重要な役割を果たしました。

西アジア地域での近年の出来事におけるイラン外交の舵取り役としてアブドッラーヒヤーン氏は、イランと協働する勢力に対する支援活動や、アルアクサーストーム作戦開始後のイラン外交、またパレスチナ人の権利が保護されるための活動において外交上のバランスを取り、またより活発な外交政策を行うことで外相として積極的に行動しました。

 

バランスの取れた外交政策

イラン外交政策におけるバランスとは、東西の国や地域にある力を活用すると同時に、西アジアにおける米国の相互に恩恵をもたらさない政策に対抗することを意味します。アブドッラーヒヤーン氏は米国に対イラン制裁解除を促させるためのイランの力は高まっていくと信じており、具体的にイランは原子力利用計画を推進することで交渉における影響力を高めるべきだと同氏は見ていました。

西暦4月19日に公開されたCNNのインタビューではアメリカの政策を批判しながら、「アメリカや多くの西側諸国は、ダブルスタンダードに陥った政策によって問題解決を図ろうとしている」と述べました。同時に氏はイランとの交渉の場に立つ者とは常に好意的な態度を見せており。同氏はイラン歴1400年12月の演説で「もし彼らが公正に行動するのなら、我々は協力しないとは決して言わない。進むべき道を正さなければならないのは相手側だ。」と述べました。

 

周辺地域との協働政策

アブドッラーヒヤーン氏は周辺地域に関心を払い、アジアの中心性を基盤とすることでイラン外交政策は成り立つと考えていました。同氏は国会の承認会合で以下のように述べました。

アブドッラーヒヤーン氏ーー

「政府の外交政策の優先事項は近隣諸国志向、アジア志向であり、21世紀はアジアのものである。西アジア地域で我々はイランと協働する勢力がもたらした成果を固定化することを目指している。また(訳者注:イランからみた)東の地域における新興経済大国の力の恩恵を利用して、我が国の経済と国際貿易を発展させていくのだ。」

 

イラン協働勢力との架け橋

イランの外交政策におけるこの周辺地域を重視する政策に則って、アブドッラーヒヤーン氏は西アジアにおける事象と外交との関連を強調することにより、地域問題の解決に細心の注意を払いました。こういった氏の行動原理は、西アジアで多大な貢献をしたコッヅ部隊の司令官を務め、暗殺されたガーセム・ソレイマーニー氏との良好な関係を持っていたことに起因しています。

 

パレスチナへの包括的支援

外相時代のアブドッラーヒヤーン氏の最も重要な行動は、2023年のガザ侵攻とパレスチナ人に対するシオニスト政権の圧力に直面した時に行われました。同氏はこの時イラン外交政策の動きを更に活発にし、またイスラム協力機構やその他国際機関での協議や会談、電話会談を行い、緊急会議開催の要請などを行うとともに、様々な国際会議に参加してパレスチナ問題を含めた地域問題を議題に取り上げるなどの行動を起こしました。

 

有効な解決策の提示

2024年3月にサウジアラビア王国のジッダで開催されたイスラム協力機構閣僚理事会の臨時会合で、イラン外相として出席していたアブドッラーヒヤーン氏はシオニスト政府がエルサレムでさらなる行動を取ることを阻止するための6つの具体的な提案を提示しました。

 

シオニスト政府を国連総会から除名し、他の機関への加盟を認めないこと。大量虐殺と戦争犯罪の即時停止、ガザ地区からのシオニスト政府軍の撤退、そしてガザ地区全域への人道支援が拡大されること。家を失った人々に一時的な滞在施設を提供できる条件を整えるよう努めること。ガザ地区全域に病院と医療センターを設置し、設備を整えること。重傷を負った負傷者や子供、女性を治療のためにパレスチナ域外に移送する必要性を知ること。国連事務総長とエジプトの支援を得て、ラファ交差点を迅速に再開する。

 

この記事はメフル通信社の記事を抜粋したものとなります。