ラブロフ外相はこの中で、「ロシアはまさに新たな世界大戦勃発を阻止するため、国連憲章の全条項とくに主権尊重が例外なく順守されるべきだとしている」とし、「国連憲章は恣意的に運用されるべきではない」と語りました。
また、ロシア外務省もNATO・北大西洋条約機構がロシア国境近くで軍事演習を予定していることについて声明で警告し、「こうした挑発行為は、望まぬ出来事を誘発し、状況の深刻さを何倍にも高める」としました。
この声明ではまた、「把握している情報によれば、NATOは来年春にも複数の欧州諸国にまたがって軍事演習を予定しており、4万人以上の兵士が参加することに見通しだ」としました。
こうした中、国連特別報告者のアリス・ジル・エドワーズ氏は、米国政府に緊急のメッセージを出し、「ウクライナへのクラスター爆弾提供は国際人道法に反する」としました。
エドワーズ氏はこの中で、「戦争により人権が揺らぐようなことがあってはならない。民間人への無差別攻撃やクラスター爆弾による攻撃の被害を最も受けやすいのは、女性や子供、高齢者だ」としました。
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