これに先立ち、イエメンの人権団体「Ein Al-Ensania」は、アメリカとサウジアラビアの連合による8年間のイエメン攻撃において、同国で1万8140人が命を落とし、また3万254人が負傷していると発表していました。
同団体の調査によれば、現在イエメンでは子どもが毎6分に1人餓死しているほか、1700万人が飢餓や食糧難に晒されています。
レバノンのアルマヤーディン・テレビによりますと、国連児童基金・ユニセフは、十分な資金を集めてイエメンの人々の命を救う国際的な緊急措置を取るよう求めました。
ユニセフは以前の報告の中でも、イエメンにおいて1100万人の子どもたちが人道支援を必要としており、そのうち、栄養不良に苦しみ生命が脅かされている5歳未満の子どもは54万人以上であるとしていました。
サウジアラビアは2015年、アメリカの支援を得て、複数のアラブ諸国とともにイエメンへの軍事攻撃を開始し、同国を全面的に封鎖しました。
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