ファールス通信によりますと、アサド大統領と妻のアスマ氏は10日金曜、被災地のアレッポに入りました。
夫妻はまず市内の病院を訪れ、負傷者らを見舞った後、同市で最も被害の大きかったマシュラファ地区でがれきの撤去作業や救援活動を間近で視察しました。
アサド大統領は視察後、記者団に対し、「シリア国民は過去12年間、あらゆる問題や陰謀に立ち向かってきた。今回の自然災害も乗り越えることだろう」と語りました。
そして、「西側諸国は、シリアの人道状況に関心がない」と批判しました。
米財務省は10日、人道支援を円滑にするためシリアに対する制裁を180日間に限って停止すると発表しましたが、シリア外務省はこの決定を、偽りの人道的寄り添いのポーズを取るための表面的なものだと批判しました。
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