ある日、聖預言者ムハンマド(SAW)は仰いました
審判の日に、私のウンマ(共同体)から2人の男が神のもとに連れてこられる。
この2人の男のうちの一人が神に申し上げる
「神よ!この男(もう一人の男)は私の権利を侵しました。彼を捕えてください!」
神は、不当に扱われたこの男にこう仰る
「顔を上げよ。そして楽園を眺めよ。そこに何が見える?」
不当に扱われた男は顔を上げて楽園の恩恵を目にし、それに魅了され神に尋ね申し上げる。
「いったい誰が、これらの恩恵を手にすることが出来るのですか??」
神は仰る
「あなたである」
(私がこれほどの恩恵をいただけるとは、考えられない!と驚き)
男は尋ねて申し上げる
「どのようにして、そのようなことが・・・?」
神は仰る
「もし、あなたがこの信仰上の兄弟をゆるすのであれば、楽園のこれらの恩恵はあなたのものとなる」
不当に扱われた男は、申し上げる
「私は彼をゆるします」
神もこう仰る
「それでは、あなたの兄弟の手を取り、ともに楽園に入りなさい。」
聖預言者ムハンマド(SAW)は仰いました。
「神は大変に寛容であり、ゆるしと寛容を好まれる。」
そして、聖預言者ムハンマド(SAW)ご自身も大変に寛容であられました。
ある時、一人のユダヤ教徒の女が聖預言者ムハンマド(SAW)を殺害しようと、彼の食事に毒を入れました。ムスリム(イスラム教徒)たちが彼女の策謀に気づいて彼女を捕え、聖預言者ムハンマド(SAW)の許に彼女を連れてきました。
聖預言者ムハンマド(SAW)は彼女をゆるし、彼女を罰しはしませんでした。
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