20 5月 2025 - 22:42
Source: Parstoday
イラン合同参謀本部議長:「我が国の防衛システムの力は数倍も増強」

イラン軍制服組トップのモハンマド・バーゲリー合同参謀本部議長が、同国の防衛システムの探知、識別、迎撃、破壊能力が昨年と比べて数倍に向上したことを明らかにしました。

バーゲリー議長は19日月曜、合同防空本部の高レベル作戦会議に出席しました。

 バーゲリー議長は「今回の会議は、政府軍の対空防衛軍、イスラム革命防衛隊航空宇宙軍、そして『最後の預言者』合同防空本部防空軍の防空の進捗状況と即応態勢の評価査定を目的に開催された。そして今日、我々はイランの防空の能力と即応態勢の大幅な向上を目の当たりにしている」と述べています。

また、「「部の部門で外敵の動きの探知・識別力が昨年比で5倍に増加し、侵入する飛翔体を迎撃・破壊するシステム能力は2~3倍向上した」としました。

さらに、被害の特定と弱点の解消の分野で多大な努力がなされていることを強調し、「指揮統制システムは効率的に任務を遂行している。イラン領空は常に監視されており、我が国の武装軍は100%の態勢を整えている」と語っています。

そして、「我が国の対空防衛軍の戦闘員はイラン領空を24時間体制で管理し、頻繁な演習や訓練を通じてあらゆる状況に備えている」と述べています。

加えて、「イラン国民の敵や悪意ある勢力は、我が国の領域を侵犯すれば甚大な被害を受け、その代償は彼らの予想よりも断然高くなることを認識すべきである」としました。

バーゲリー議長は最後に、「イラン軍の対空防衛力強化に対する投資が数倍にも増加していることからして、これらの能力は時間の経過とともに大幅に向上するだろう」と結びました。

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