アラーグチー外相は28日月曜、「X」上で米国内のイスラエルの同盟者に対し、「イランに対する軍事的解決策は存在せず、我が国はいかなる軍事攻撃に対しても即座に同様の対応に出る」と明確に警告しています。
また、「イランにあれこれ指示命令できるなどというイスラエルの幻想は、現実からかけ離れている」と投稿しました。
さらに、トランプ米現政権の対イラン外交政策に幅を利かせようとしているネタニヤフ・イスラエル首相の発言を批判し、「ネタニヤフ首相の厚顔無恥ぶりは、対イラン外交ですべきことをトランプ大統領に指南しようとしている点で注目に値する」としています。
さらに、イランとトランプ政権との間接的な協議に言及し、「バイデン前米政権チームにいたネタニヤフ首相の同盟者らが、これらの交渉をJCPOA包括的共同行動計画(通称:対イラン核合意)の復活の試みだ、などと誤って表現している」と述べました。
そして、「イランは極めて強力であり、我が国の外交政策の妨害や操作を目論む悪意ある外国勢力の工作を阻止できる」と強調しています。
アラーグチー氏外相は最後に、「多くのイラン国民はもはやJCPOAが十分なものであることを確信できず、具体的な利益を求めている」とし、「イランに対する軍事的選択肢は存在せず、いかなる攻撃に対しても即座に同様の反撃がなされるだろう」と結びました。
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